2021年10月16日
カビ対策①
皆が悩まされてるカビについて!😱💦
カビが発生する条件として、
以下の3つが揃った環境が挙げられます。
・温度が20~30度
・湿度が80%
・ほこりや汚れが目立つ
特にこの条件が揃いやすいのが梅雨の時期。
そのため、春先にしっかりと掃除と予防をしておけば、梅雨時にカビが悪化するのを防止できます。
⭐カビ掃除には以下3つのポイント
①カビを完全に除去
②しっかり乾燥させる
③除菌をする
カビは目に見える部分を除去しても、実際には完全に除去できていないケースもあります。また、しっかりと乾燥させないと臭いが抜けず、同じ場所にカビが発生してしまうことも少なくはありません。
⭐天井・壁紙・フローリング・畳への対策
部屋のカビ掃除と対策は、天井や窓枠、フローリングや畳でそれぞれ異なります。そのため、すべて同じ方法で対処しようとはせず、それぞれのシーンに適した掃除方法を実践しましょう。
また、カビ掃除の時にはカビの胞子が空気中に散乱することになります。天井から床へ、上から下への順番で掃除することを心がけてください。
⭐天井や壁紙のカビ掃除
まずは天井と壁紙のカビ掃除方法ですが、使用されている壁紙の種類によっては使えない洗剤が出てきます。その代表的なケースが、色の付いた壁紙に塩素系漂白剤は使えないことなどです。塩素系漂白剤は強力なカビの除去には向いていますが、同時に元々の壁紙の色も落としてしまうので、注意が必要です。
・カビが発生している箇所を中性洗剤でふく
・酸素系洗剤をキッチンペーパーなどに付着させ、カビが発生している箇所に設置
・30分ほど放置
・ふき取って乾燥させる
カビが発生している箇所のほこりや汚れを簡単にふき取った後、酸素系洗剤を付着させます。直接スプレーボトルなどで吹きかけるのではなく、キッチンペーパーやスポンジに付けてからカビが発生している場所に浸透させてください。
時間を置いたら薬剤のふき残しがないようしっかりと水拭きし、水分が残らないよう乾燥させましょう。消毒用エタノールにも殺菌効果があるので、カビ予防におすすめです。
また、白の壁紙でしたら塩素系漂白剤を使えるケースもあるので、試してみてください。
⭐窓枠のゴムパッキンのカビ掃除
窓枠は結露が溜まりやすく、お風呂の次にカビが発生しやすい場所と言えます。カビの対策法も重要ですが、日頃から換気や結露予防を実践しておくと良いでしょう。
窓枠のゴムパッキンにカビが見られた場合、以下の方法で取り除いてみてください。
・中性洗剤で掃除
・塩素系漂白剤を付けて放置
・消毒用エタノールで除菌
・水拭きをして換気
軽いカビであれば中性洗剤を使ってスポンジなどでふき取れば除去できることもあります。その方法で除去できない場合には、塩素系漂白剤を浸透させて数十分放置してください。カビ掃除はカビの除去と除菌が大切ですので、カビを取り除いた後は消毒用エタノールで除菌しましょう。最後に水拭きをして、水分が残らないように換気すれば完了です。
窓枠のゴムパッキンは一度の掃除で完全にカビが取り除けないケースも多いため、長期的に掃除することをおすすめします。
⭐フローリングのカビ掃除
フローリングにカビが生えると掃除機で除去しようと考える方が多く見受けられますが、カビの胞子が排気口から排出されてしまうため厳禁です。
・無水エタノールや除菌スプレーを用意
・雑巾につけてふき上げる
・フローリングの隙間はつまようじか歯ブラシで掃除
・水拭きをして換気
無水エタノールは80%に希釈したものがベストですが、なければ一般の除菌スプレーでも問題ありません。雑巾でふき上げた後は、隙間にカビが残っていないかチェックしましょう。
ただし、フローリングの素材によっては、カビ掃除をすると変色してしまう可能性があります。薬剤を使用しても問題のないフローリングかどうか、管理会社やオーナーに確認し、目立たない所で試して様子を見てください。
⭐畳のカビ掃除
畳のカビ掃除にはお酢を使う方法が広く知られていますが、カビ対策では逆効果となりますので覚えておきましょう。
・カビが発生している箇所を乾拭き
・消毒用エタノールを付ける
・ブラシで畳の目に沿って優しくこする
・再度エタノールをかけて除菌
畳は目の中にカビが発生しているため、まずはカビを浮き上がらせる必要があります。水やお酢でゴシゴシとふいてしまうと、畳の奥にカビを追いやってしまうため、根本的な除去ができません。
雑巾やドライシートで乾拭きをしてほこりや汚れを簡単に取り除いたら、消毒用エタノールを付けて数十分放置しましょう。
カビが浮かび上がってきたら、畳の目に沿ってブラシでカビをかき出します。この時、畳を傷つけないようになるべく優しくこすってください。
再度エタノールをかければ除菌まで完了します。
あとは、しっかり乾燥させれば問題ありません。
もし重度のカビで落ちない場合や、臭いが気になる方は重曹も併用してください。カビの発生箇所に重曹とエタノールを使って掃除をすると、しつこいカビや臭いまで取り除けます。
京都市 山科区 の 不動産 なら 家売るくま BEA(ベア)へ!